ゲティンゲ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者サポートに向けて、ECLS/ECMO治療への投資を継続

2020年7月3日

※本内容は、本社にて6月12日付けで発信したプレスリリースを翻訳したものです。内容・解釈については原文の英語版が優先されます。原文はこちら

ゲティンゲは、体外生命維持装置(ECLS)や体外式膜型人工肺(ECMO)における世界トップレベルの企業です。この分野の需要はかねてより高まっていましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でさらに加速されています。ゲティンゲは、世界各国の医療関係者と患者のさらなるサポートに向けて、生産への積極投資を行っています。

 

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ゲティンゲの広範囲な高性能製品ポートフォリオには、長・短期装着の体外生命維持装置(ECLS)や体外式膜型人工肺(ECMO)があり、遠心ポンプ、人工肺、ヒーターユニット、チュービングセット、カテーテル、カニューレなど、個々の患者に応じた体外心肺を十分にサポートするための装置や消耗品を取り揃えています。

「ECLS/ECMO治療に関連する製品の需要は高まっています。わたしたちは、医療従事者の皆様がより多くの人命を救助できるように継続的に生産を増加していきます」とゲティンゲの品質管理部門取締役副社長兼カーディオパルモナリー事業責任者のLena Hagmanは述べています。「ゲティンゲは今年、補助循環システム“HLS Set Advanced”および永続的生命維持“Permanent Life Support(PLS)セット”*の生産量をHechingen(ヘッヒンゲン)の生産施設で30%、 Rastatt(ラシュタット)の生産施設で110% 増強し、継続的成長を意欲的に計画しています」(*日本では未承認)

ドイツのヘッヒンゲンとラシュタットにあるゲティンゲの製造施設への大型投資は、主に生産能力の増強に関連するものです。さまざまな生産治工具や組み立て機械、コーティング装置だけでなく、作業員の大幅増員も含みます。

2020年4月6日、アメリカ食品医薬品局(FDA)は体外式膜型人工肺(ECMO)治療に使用する機器の米国内での供給を一時的に拡大するためのガイダンスを発表しています。現在、米国では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の6時間以上の長期呼吸 / 心肺サポートに、“Cardiohelp(カーディオヘルプ)”と” HLS Set Advanced“ が使用可能です。

「わたしたちはこの世界的危機の中、医療従事者と患者さんを最大限サポートしていきます」とLena Hagman は述べています。

ゲティンゲのECLS / ECMO製品の詳細については、こちらのウェブサイトをご覧ください。**

https://www.getinge.com/int/products/hospital/extracorporeal-life-support/ 
https://www.getinge.com/jp/solutions/acute-care-therapies/ecls/ 

**国内規制に応じて、市場ごとに提供する製品ラインアップや表示が異なる場合があります。



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